ホーム

試合観戦記

「PRIDE GP 2003 観戦記」(速報版)



「PRIDE GP 2003 決勝戦」 観戦記(速報版)

◆PRIDE GP 2003 決勝戦
2003年11月9日(日) 東京ドーム

----------------------------------------------------------------------

第1試合
 ゲーリー・グッドリッジvsダン・ボビッシュ

猛牛男爵というあだ名をつけられたボビッシュは、ゴングと同時にパンチを振
り回しながら突進。
しかしボビッシュの左目にグッドリッジの攻撃がヒット。
レフリーになにかを訴えていたが、グッドリッジがかまわずパンチを連打し、
ボビッシュは後ろを向きながらヒザをヒき戦意損失。
そのままレフリーが試合を止めAグッドリッジが18秒であっさりKO勝利!
ちなみにボビッシュのセコンドに付くと噂された長州力は姿を見えず、、、

 ○ゲーリー・グッドリッジ(1R/KO)ダン・ボビッシュ×

----------------------------------------------------------------------

GP1回戦
 クイントン“ランペイジ”ジャクソンvsチャック・リデル

打撃のスペシャリストであるリデルだが、ジャクソンの方が上回っていた。
1Rからジャクソンがカウンター気味の右フックを何度かヒットさせペースを
握った。
試合開始から激しい打撃戦がつづき、両者スタミナ消耗したが、ジャクソンは
豊富なスタミナで攻めつづけた。
第2Rもパンチの打ち合いが続いたが、ジャクソンがリデルをテイクダウンを
させ、一気に有利なポジションからパンチ、ヒザ、ヒジを振り下ろした。
サウンドバック状態にされたリデルはギブアップをしなかったが、セコンドか
らタオルを投入され、ジャクソンのTKO勝利が宣言された。
やっぱりジャクソンは強かった。打撃選手相手には、、、

 ○クイントン“ランペイジ”ジャクソン(2R/TKO)チャック・リデル×

----------------------------------------------------------------------

GP1回戦
 吉田秀彦vsヴァンダレイ・シウバ

試合は吉田がシウバの打撃をかいくぐりキャッチしてテイクダウンを奪った。
吉田は絞め技を狙うが、シウバも対策をしっかりできていて技を極めさせるこ
とができず、逆にシウバは下から三角絞めを狙う。
しかし吉田は三角をはずしサイドポジションを奪取。袖車を狙うがシウバが技
をはずし一気に体勢を入れ替える。
シウバが上のポジションをキープするが、吉田がしっかりディフェンスした。
1R終盤は膠着し、スタンディングで再開。シウバがパンチで攻めたところを
吉田がキャッチして首投げから吉田ロックを極めるがタップを奪えなかった。
試合は2Rに入り、スタンディング状態がつづいた。
両者全力のファイトは決定打を奪えないが、シウバが数発のパンチと膝蹴りを
ヒットさせる。
終盤にシウバがテイクダウンを奪い、ラスト10秒ぐらいで吉田が体勢を入れ
替え、上を奪ったところで試合終了のゴングが鳴った。
吉田は鼻と口から出血し、激闘を物語る顔だった。
試合は判定となり、3−0でシウバに軍配が上がった。
自分は吉田勝利と思ったが、、、
リングを降りた吉田は高田延彦の元により「ダメでした」とひと言。
高田は「すばらしい!」と笑顔で健闘をたたえた。
試合は非常に盛り上がり、途中に観客から手拍子が起こるなどエキサイティン
グな試合だった。
今年のPRIDEベストバウトとのひとつになった。
ちなみに吉田の道着は上手く利用したが、シウバも道着をつかんで打撃、ディ
フェンスで活用した。

 ×吉田秀彦(判定0−3)ヴァンダレイ・シウバ○

「(シウバは)」強いです。もう1Rあれば…。次は先手必勝で行きたい。
 何を言っても言い訳になるので素直に負けを認めます」
by 吉田秀彦

----------------------------------------------------------------------

GPリザーブマッチ
 ムリーロ・ブスタマンチvsダン・ヘンダーソン

実力者同士の戦いは、ヘンダーソンが膝蹴りをクリーンヒット。ブスタマンチ
が腰を落としたところをパンチの連打させたところでレフリーが試合ストップ。
あっけなく勝負がついたが、ひざの前にバッティングがあったか?
とりあえずヘンダーソン完勝。

 ×ムリーロ・ブスタマンチ(1R/KO)ダン・ヘンダーソン○

----------------------------------------------------------------------

第5試合
 ○ヒース・ヒーリング(3R/チョークスリーパー)山本宜久×

山本まずまずも最後は力尽きた。。

----------------------------------------------------------------------

休憩後、高田PRIDE統括本部長がリングに登場!
衝撃発言が2つ!

猪木と決別宣言!
「今日この会場には、私の師匠である猪木さんが来てません。この世界格闘技
史上にのこる歴史的な一日になぜ来てないんですか。
猪木さんはもうPRIDEに背を向けてしまったのでしょうか。私はあえてひ
とつだけ言います。去るものは追わず!」

もうひとつ、
PRIDE(DSE)がフジテレビでイベント戦争に参戦を表明。
「純度100%ピュアな、混じりっけのないPRIDEの戦いを大晦日に見せ
ます」

----------------------------------------------------------------------

 桜庭和志vsケビン・ランデルマン

桜庭の入場は、いきなりスーパーマリオのゲームサウンドが流れ、それからい
つも入場テーマ「SPEED」へとつながった。そして桜庭は口ヒゲ、赤帽子
というマリオの姿で入場。場内は大歓声に包まれた。
試合は第1、2Rと慎重なランデルマンにパンチ、ローキックを放つ桜庭。
どちらのラウンドもランデルマンがテイクダウンを奪い、桜庭が下から三角、
十字などを狙うもランデルマンはしっかり凌いだ。
やや膠着が続いて3Rに突入。
ランデルマンがバックを取ったが、桜庭が腕を狙った。
桜庭はアームロックから腕ひしぎ十字の体勢に入る。ランデルマンも何とか防
いだが時間の問題だった。
そのまま桜庭は腕を極めてタップを奪い、約1年ぶりの勝利を挙げた。
桜庭は何度も両手を叩き、両手を挙げ、勝利を満面の笑みで喜んだ。
観客はスタンディングオーベーションでサクをたたえた。
久しぶりに桜庭ワールドを満喫!!!

 ○桜庭和志(3R/腕ひしぎ十字固め)ケビン・ランデルマン×

「嬉しいです。威圧感もあってちょっと怖かったです。
三角、十字、アームロックも取ろうとしたんですが普通の人とは違う力の強さ
で、どうしようかなと思いました。」
by 桜庭

----------------------------------------------------------------------

PRIDEヘビー級暫定王者決定戦
 ミルコ・クロコップvsアントニオ“ホドリゴ”ノゲイラ

1R序盤、ノゲイラがミルコの打撃をかいくぐりキャッチしてグラウンドにい
きなり持ち込んだ。
そのまま下からノゲイラがコントロール。
ミルコはパンチを振り下ろすが、防御に力を注いだ。
ノゲイラは何とか技を極めようとするが、ミルコがスタンディングに戻す。
そこからはミルコの時間だった。
立ってからはミルコがパンチと強烈な左ハイ、ミドルなど一方的に攻める。
ノゲイラもテイクダウンを狙うが、ミルコに簡単にいなされ、徐々にミルコの
攻撃にダメージを負った。
1R終了間際にもミルコは左ハイをヒットさせる。
ミルコ有利な試合は第2Rに入って一転する。
ノゲイラが開始早々に見事にフェイントからテイクダウンを奪い、グラウンド
で上のポジションを奪った。
そこから一気にサイドからマウントポジションを奪い、形成を逆転させる。
ノゲイラはパンチを振り下ろしチャンスをうかがった。
そしてミルコが反転から体勢を入れ替えようとした瞬間、ノゲイラはミルコの
右腕をしっかりキャッチし腕十字を極めた。
ミルコは返すことができず屈辱のタップアウト。
ノゲイラは喜びを爆発させ、場内は大興奮に包まれた。
ノゲイラは暫定王者に輝くとともに、ミルコに初黒星を付け、ヒョードルへの
再戦を決めた。
激闘だった。あのサップ戦を思い出させるようなノゲイラの執念が大勝利をつ
かんだ。

 ×ミルコ・クロコップ
  (腕ひしぎ十字固め)
    アントニオ“ホドリゴ”ノゲイラ○

「PRIDEが最強だということを証明できて嬉しい。」
ノゲイラ

----------------------------------------------------------------------

PRIDE GP 2003 ミドル級トーナメント決勝戦
 ヴァンダレイ・シウバvsクイントン“ランペイジ”ジャクソン

1R序盤はシウバがフロントチョークの体勢に入るが極められず。
ジャクソンがグラウンドで上を奪うとパンチ、ヒジを振り下ろす。
やや膠着したまま5分が過ぎ、島田レフリーが試合を一時止め、消極的とのこ
とでイエローカードが提示。スタンディングで再開。
激しい打撃戦となるが、シウバが膝蹴りをヒットさせ、そこから十数発を連打。
一方的にヒザを浴びせたところでレフリーが試合を止め、見事にシウバが優勝
を飾った。

 ○ヴァンダレイ・シウバ
  (1R/TKO)
    クイントン“ランペイジ”ジャクソン×

「優勝できて嬉しい。完全なる王者になることができて最高の日だと思う。
 戦う選手は選ばないが新しい事に挑戦したいと思う。(ヘビー級GP参戦は)
自分が決めることではなくコーチが決めること。ブラジルに帰ってじっくり考
えたい」
by シウバ


[★高収入が可能!WEBデザインのプロになってみない?! Click Here! 自宅で仕事がしたい人必見! Click Here!]
[ CGIレンタルサービス | 100MBの無料HPスペース | 検索エンジン登録代行サービス ]
[ 初心者でも安心なレンタルサーバー。50MBで250円から。CGI・SSI・PHPが使えます。 ]


FC2 キャッシング 出会い 無料アクセス解析